県立高等学校に入試改善と教育改革について

中村友信議員(新政会)

一、県立高校の入学者選抜を今後どのように改善していくのか。

 花田隆則教育長
 普通科の通学区域を全県一円にすることは2005年度入学者選抜から適用。前後期など受験機会の複数化や学校裁量権限の拡大は、06年度の予定で具体的な検討を進めている。

2004年(平成16年)6月18日 東奥日報より抜粋

県立高統廃合
来月中に公表

県 教 委

 来春入試 影響も
   定時制は3部制に

 県立高校の統廃合問題で、県教委は七月中に「統廃合計画」を公表することになった。具体的な対象校も示される。十七日の県議会一般質問で、花田隆則教育長が複数の議員の質問に答え明らかにした。高校によっては来春の2005年度入試から募集を停止する可能性もあり、県教委は発表後、パブリックコメント(県民からの意見公募)や現地説明会を実施して、理解を求めていくことにしている。さらに、定時制高校の北斗、八戸中央両校に早ければ06年度にも「午前の部」を新設、昼間、午後の3部制とすることも明らかにした。

  県立高校の統廃合は、入試制度改革、併設型中高一貫校の設置と並ぶ、高校改革の柱。
  花田教育長は、中学校卒業者数が今後さらに減少する中で、従来の学級減や学級定員の引き下げだけでは限界があるとの見方を示した上で「(県立高校の)統廃合を計画的、段階的に進めなければならない」と答弁。7月に公表する「県立高校教育改革第二次実施計画」の中で、統廃合を含む適正規模配置計画を明らかにする−とした。
  県教委は現在、対象高校との調整を進めており、郡部校については、単独校から分校化する案も検討している。
  一方、既に報道で明らかになった併設型中高一貫校については、三本木高校に県立中学校を設置し、07年4月に開校させる方針を正式に発表した。

2004年(平成16年)6月18日 東奥日報より抜粋

併設で中高一貫教育
県教委の県立高改革第2次計画案 来月公表
  既存校の統廃合も

 県教育委員会は17日、県立高校の教育改革第二次実施計画案を7月にも公表することを明らかにした。現在、第一次計画では単位制高校やスポーツ科学科、美術科設置などが実現しているが、2005年度から4年間の第二次計画は生徒や教育ニーズの多様化に応える形で@併設型中高一貫教育A統廃合を含めた県立高校適正規模配置計画B定時制高校の三部制−などを盛り込む。@は来春、十和田市の三本木高校に県立中学校を新設する。

  実施計画案については同日の県議会一般質問で、滝沢求氏(自民)と中村友信氏(新政会)の質問に対し、花田隆則教育長が答えた。
  県教委は1999年に県高校教育改革推進検討会議から出された報告を受け、生徒の多様化に伴う教育ニーズの多様化、少子化による生徒の減少を踏まえ、実施計画を策定。00年度から4年間の一次計画では青森東高を単位制高校としたほか、弘前実業、青森北、八戸西の各高校にスポーツ科学科設置などが実現した。
  第二次計画で挙がった中高一貫教育は、既存の三本木高校に新たに県立中学校を新設。来春からスタートする。中高一貫校では既に田子町とむつ市に中学校と高校の既存校が連携する「連携型」はあるが、三本木高は同一の敷地で同一の設置者という「併設型」で、県内でも初めての形態。6年間の一貫した、ゆとりを持ったカリキュラムに取り組めるなどのメリットがある。生徒は県下一円から集め、定員を上回った場合、学力試験は課さずに面接や適正検査などで選抜する予定だ。中学校入学者は高校進学時、三本木高校には無試験で入学できる。
  一方、県立高校の適正規模配置計画は、これまで生徒数減少に対して学級数減や定員引き下げで対応してきたが「もう限界」(県立学校課)ということで、既存高校の統廃合を含めた計画をまとめる。現段階では統廃合の規模を明らかにしていないが、実施の場合は計画的、段階的に進めていくという。
  定時制高校の3部制は、現状で昼間、夜間の2部制の学校に新たに午前部、午後部、夜間部の3部を設ける。北斗高校と八戸中央高校に導入を検討しており、実際の入学は06年度以降となりそう。

2004年(平成16年)6月18日 陸奥新報より抜粋
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