建設公営企業委員会での質疑・答弁

平成15年10月21日(火)
 1 主要地方道名川階上線の整備について(道路課)
 2 主要地方道軽米名川線の整備について(道路課)
 3 国道340号の整備について(道路課)
 4 一般県道櫛引上名久井三戸線の整備について(道路課)
 5 青森県住宅供給公社横領事件における損害金の回収状況について(建築住宅課)
 6 青森県住宅供給公社の旧役職員に対する損害賠償請求訴訟の進行状況について(建築住宅課)

会議録 
●中村委員
 先般、8月の下旬に、実は三戸郡の町村議員の方々が私の控室に来まして、いわゆる道路整備ですね。三戸郡東南地区議会議員連絡協議会という広域の協議会がありまして、そこの町村議会議員の方々、南郷村の村議会議員さん、階上町の町議会議員さん、それから福地村の村議会議員さん、名川町の町議会議員さん、4町村議員の複数の方々が私のところに来まして、何とか道路整備をお願いしたいということで、当然、三村知事の方にも、また部長あるいは葛西道路課長の方にも行ったと思います。
 私も答えを返さなければなりませんし、ちょうど10日ほど前に、もう人を当てにしないで自分でその場所を1日かけて見てみました。大変自分で勉強になりました。やはり自分で目視することがいかに大切かということで。
 それで、1点目は主要地方道の名川階上線の整備について、2点目は主要地方道の軽米名川線の整備について、3点目は国道340号の整備について、4点目は一般県道櫛引上名久井三戸線の整備について、進捗状況と県の処理方針についてお伺いしたいと思います。
 あと2件は、これ建築住宅課の所管だと思いますが、青森県の住宅供給公社横領事件における損害金の回収状況について。あともう一つは、青森県住宅供給公社の旧役職員に対する損害賠償請求訴訟の進行状況についてお尋ねいたします。
●葛西道路課長
 御質問4点についてお答えします。
 最初に主要地方道名川階上線の整備についてでございます。現在、名川町剣吉地区及び階上町の鳥屋部地区の整備を進めてございます。剣吉地区の整備につきましては、青い森鉄道株式会社の剣吉踏み切りと、名川階上線、それから国道104号、それから主要地方道軽米名川線、そして、一般県道剣吉停車場線及び町道が複雑に交差するような場所でございまして、抜本的な改良が必要と考えてございます。
 このため、県では、昨年度平面図化を行いまして、概略設計を行ったところでございまして、今年度は国道104号と名川階上線との交差協議を進めるとともに、予備設計を行うこととしてございます。
 また、通学路につきましては、名川階上線に平行する剣吉川が切りかえられたことから、当面は旧剣吉川を活用して歩行者空間の確保を図ることといたしてございます。延長130メートルの区間について今年度完了する予定としてございます。
 また、鳥屋部地区につきましては、1,640メートルについて平成5年度に事業着手し、整備を進めてきたところでございまして、今年度も引き続き用地買収及び工事の促進を図ることとしてございます。1,640メートルのうち1,490メートルについては、今年度までに完了される予定でございます。
 それから主要地方道軽米名川線の整備についてでございますが、現在、名川町名久井橋工区及び剣吉工区の整備を進めてございます。名久井橋工区につきましては、平成12年度に設計調査に着手し、昨年度までに用地取得及び橋梁下部工3基を完了させてございます。今年度は引き続き用地取得の促進及び残りの橋梁下部工3基を完了させるとともに、橋梁上部工に着手することにしてございます。
 また、剣吉工区につきましては、平成12年度に事業着手し、整備を進めてきたところでございまして、今年度も引き続き用地取得の促進を図ることとしてございます。
 それから国道340号の整備についてでございますが、急カーブ、急勾配の特に著しい南郷村の泥障作地区において、バイパスの整備を進めてございまして、平成11年度にI期工区1,140メートルを完成供用いたしました。
 その延伸でございますII期工区1,270メートルにつきましては、平成14年度に補助事業として採択され、今年度は用地取得を進めることとしてございます。今後とも地元の協力を得ながら、整備の促進に努めてまいります。
 4点目でございますが、一般県道櫛引上名久井三戸線の整備についてでございますが、福地村法師岡地区において「新幹線関連附帯工事」として、跨線橋を含めましたつけかえ事業、延長460メートルが平成12年度に完成供用してございます。
 同じく福田工区1,300メートルにつきましても、平成12年度に事業に着手し、平成14年度に完成供用したところでございます。
 また、名川町の下名久井から森越工区、これは2,170メートルございますが、これにつきましては、平成9年度から事業着手し、これまでT期工区として名久井農業高校入口から主要地方道名川階上線までの延長900メートルについて、用地取得及び埋蔵文化財の調査等を進め、平成11年度から工事に着手し、これまで320メートルの供用を図ったところでございます。
 今年度はT期工区の用地取得を完了させたいと考えてございます。
 以上でございます。
●松代建築住宅課長
 御質問の2点についてお答えいたします。
 住宅供給公社横領事件の被害額の回収状況でありますが、千田本人からは逮捕時の所持金500万円を含めて583万円余、チリ人妻からは自宅の競売代金7,286万円余、公社旧役職員からは92万円余で、現在までの回収総額は7,962万円余となっております。公社では、今後もチリ人妻等からの回収に向けて、引き続き、できる限りの努力をしていくこととしております。
 2点目でございますが、公社旧役職員等の損害賠償請求については、請求された旧役職員等22名で、その総額は9億847万円余となっております。そのうち3名が請求に応じ、92万円余を支払っております。
 公社では、請求に応じなかった19名に対し、昨年5月に総額9億754万円余の支払いを求める訴訟を提起し、現在係争中であります。これまで口頭弁論が1回、争点・証拠の整理などを行う弁論準備手続が9回開廷されておりますが、
判決までにはまだ時間を要するものと思われます。
 以上でございます。
●中村委員
 道路関係の方は今の道路課長の答弁で大体わかりました。ただ、私、真っ先に剣吉のあの踏み切りですか、8時ごろ現場に行ったんですよね、月曜日だったんですけど。それで、いわゆる通学する生徒さん方がいっぱいいまして、いや、非常に危ないなと思いまして、それでこれは要望になりますけども、先ほども概略設計とか、私の知り得る範囲で答弁がありましたので、ぜひとも支障のないように、これから冬場を迎えて非常に道路も滑りやすくなりますので、その辺の万全を期していただきたいと思います。
 それから、青森県の住宅供給公社の方でございますけれども、私も4月以降議員になっていまして、あまり詳しいことは承知していませんが、旧公社職員の逮捕時の500万円を含めて訳583万円ですか、それからチリ人女性の方が7,286万円、それで、今までの回収額を合計しますと約7,962万円。そうしますと、今損害賠償請求が22名で9億847万円、そのうち応じた方が3名で92万円支払っていると、で、残りの19名に対しては昨年の5月以来係争中と
いうことで、今お聞きいたしました。
 そうしますと当然弁護士にも、もう何回も裁判で行っていると思いますけれども、今まで弁護士1人なのか、何人に対してどれだけの弁護士費用がかかったのか、ひとつその辺のところおわかりでしたらお知らせしていただきたいと思います。
●松代建築住宅課長
 弁護士の費用に関しましては、ぞれぞれの関係者がございまして、まずそのチリの関係なんですけれども、これは東京の方の弁護士とそれから現地の弁護士等もございますけれども。そちらの方には、これまで5,893万2,000円余支払っております。
 それから千田本人の訴訟提起の関係では、これは本県の弁護士なんですけれども、619万9,000円余、これは訴訟提起に要する印紙代ということで支払っております。
 それから旧役職員関係の弁護士費用につきましては、これも本県のやつなんですけれども、訴訟提起に要するこれも印紙代としまして950万7,000円余支払っております。
 それからその他もろもろの事務費としまして、東京との打ち合わせとか、そういう弁護士に会う91万円余、合計で7,755万円余を支払っているということになっております。
 以上でございます。
●中村委員
 弁護士費用5,893万円、これはチリ人女性関係ですか。それだけかなと思ってみたら、千田被告の方でも印紙代で619万円、旧役職員で950万円、あとは東京との往復の打ち合わせで91万円ですか。ざっと足せば、何か今までに回収した7,962万円に匹敵するくらいかかっていますね。ですから、これは当然公社の理事長の方で、そういう形で正規な手続に基づいてやっていることとは思いますが、私を含めて一般県民の認識といいますか、受けとめ方としては本当にむなしさを感じるところがありまして、とにかく、これから公社の方に対する指導といたしまして、今のこの訴訟を通しましてどういう取り組みで指導していくお考えなのか、その点を聞いて終わります。
●松代建築住宅課長
 住宅供給公社としましては、損害賠償請求を行っているわけですから、その裁判の推移を見て判断していくということになろうかと思っております。
 なお、そのチリ関係の回収の可能性調査も、できる限り引き続き考えていきたいという方向になっておりますが、なかなかないような状況になっているようでございます。
 以上でございます。
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